2010年12月14日火曜日
市営下鳥羽住宅
京都市伏見区下鳥羽北ノ口町
ツインコリダー数 : 1棟
形状区分 : 妻側フラット
供給区分 : 市営
築年代 : 昭和50年
箱のようなツイコリです。
11階建てでツイコリにしては比較的低いのと、
妻側が凸でも凹でもなく、フラットだから、箱感が増すのでしょう。
さっそくはりきって妻側を見てみましょう!
↑見事にフラットです。
はりきったわりにはインパクトが薄いと思ったあなた!
ちゃんと萌えポイントがあるので、安心してください。
そこまで期待してないというつっこみはナシで。
↑このタイプの窓かわいい!
す、すみません。
最近自分が結構な窓フェチだということに気づいてしまいました。
覚醒と言ってもいいでしょう。
では、これはどうだ!
↑階段がにょき!
っと、上から降りてきてます。
今週のビックリドッキリメカが発進しそうです。
では、内部を見てみましょう。
↑ドアがカラフルでポップ!
団地のかわいさって、こういうところだと思うんですよね。
定番の放射状シンメトリーも見てみましょう。
↑いいですね。
中央奥の窓の並びとか、廊下の腰壁が目盛りみたいに見えたり。
では、向こうから撮ったビューも見てみましょう。
↑中央奥は階段が列を成しています。
1階にニョキッと階段がタラップみたいに降りているのが見えますね。
しかし、この写真、シンメトリーじゃないですよね。
ちゃんと真っ直ぐ左右対称に撮れやゴルァ!
と、お怒りの方、申し訳ございません。
ツイコリによくある事情がありまして。
実は・・・
↑こんな窓があるんです。
しかも、右側が全開にならないので、中央のポジションがキープできません。
ゆえに、左右対称の写真が撮れないんです。
普段、当たり前のように放射状シンメトリーな写真を掲載していますが、
実は、結構な確率で、物理的に無理だったりします。
このあたりの悔しさは、某総裁もデイリーポータルZで書かれていましたが、
僕もしょっちゅう味わっているわけです。
さて、気を取り直して、次なる萌えポイントをお見せしましょう。
↑メタリックなボタン!かっこいい!
エレベーターのボタンです。
昭和50年代のツイコリには、なぜか公団でもメタリックなのが多いです。
が、この丸型ボタンと階数表示の数字フォントはあまり見ません。
松本零士的な未来感があって好きです。
って、何気にさらっとエレベータのボタンを初掲載。
そして次は、空を切り取って見ましょう。
↑やはり吹き抜けは別世界なのです。
この空間を実際に落ち着いて鑑賞できるようになったら、
一人前のツイコリストと言えるでしょう。
実際、現場は独特な緊張感がありますからね。
↑おれは直角!
と言いたかっただけです。すみません。
でもほんと、箱みたいなツインコリダーです。
以上、京都市営下鳥羽住宅でした。
【付記 : 2010/12/14】
とある方から指摘があり、昭和40~50年代の公団住宅のEVはアクリルボタンが
オリジナルで、後から金属ボタンに改造したものが多いとのことです。
この京都市営下鳥羽住宅も、その可能性はあると思います。
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