2011年1月4日火曜日
公団ひよどり台中央団地
神戸市北区ひよどり台
ツインコリダー数 : 1棟
形状区分 : 片面凸ピット / 吹抜内オブジェ
供給区分 : 公団
築年代 : 昭和51年
団地名に平仮名で「ひよどり」が入るとかわいいですよね。
漢字にすると「鵯」。
卑しい鳥だなんてあんまりです。
あんなにかわいいのに!
それはさておき。
ここのツイコリは隠れた傑作。
あのプロジェクトDの企画 「どっちの団地ショー!ツイコリ VS 給水塔」でも、
最も人気のあったツイコリなのです。(女性票多し)
ええぇーまじぇー?このこじんまりしたツイコリが何でぇー?
と思ったギャルの皆さん、
その理由をこれからお見せしていきましょう。
まずは珍しく銘盤から。
↑どーん。結構な巨石、インパクトがあります。
日本住宅公団時代の銘盤です。
こんなのただの岩じゃーん。
とギャルの皆さんには言われそうですが、
ここは男性ウケするポイントかもしれません。
って、何でギャルを意識する必要があるんだよ。
では、地味に妻側を見てみましょう。
↑凸ピットです。出っ張っています。
両サイドの窓といい、センターの窓といい、
窓フェチの僕としては、かわいらしいなと。
角ばっているのに、どこか品の良い感じ。
控えめな住棟番号も、楚々としてすてきです。
次、反対側の妻側を見てみましょう。
↑
↑フラット!なんと、こちらは出っ張っていません。
この構造が、よく考えられているというか、
こうでないといけない理由があるんです。
それは後ほど。
それではいよいよ、人気のポイントをお見せしましょう。
↑どーん。何これっ!?
吹き抜け内に、突然謎のオブジェ。
立ち入り禁止なので、遊具ではありません。
僕は、タイル火山と呼んでいます。
えっ!?何これぇー?ちょうおもしろいんだけどぉー!
と、ギャルの皆さんにも満足していただけることでしょう。
って、何でギャルを意識する必要があるんだよ。
微妙すぎる妄想はさておき。
↑やはり不思議!全く意味が分からん!
この意味のない曲線美と無駄に虹色に輝くタイルの光沢に、
なぜか魅了されてしまいます。
実は、これと酷似した伝説のタイル火山オブジェが、もう1箇所別の団地にある
のですが、それは別の機会に紹介しましょう。
って、さりげなく何が伝説だよ。
↑サイバーなモザイクタイル!
補修ではなく、最初から色の階調が微妙に異なるタイルを
モザイク状に貼り付けていると思われます。
1枚1枚が細かいので、気が遠くなる作業だと思うのですが・・・。
↑レトロ感がハンパない!
味のあるエレベーターの表示板です。
フジテックのエンブレムといい、上下の矢印マークといい、
萌えに萌えます。
それでは、先ほど申し上げました、
片方の妻側がフラットである根拠をお見せしましょう。
↑ビューティフォー!
この眺めですよ!
海から山を通って風が吹き抜ける、風光明媚なこのビュー!
このために、こちら側をフラットにして、開口部を広くしたのである!
と、僕は勝手に推測しています。
って、ほんとかよ。
いやそれにしても、良い景色で感動したのです。
というわけで、こじんまりとしていながら、萌えポイントを凝縮させた、
すてきなツイコリを擁する、名前の可愛さに負けない、
公団ひよどり台中央団地なのでした。
以上。
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あけましておめでとうございます。
返信削除新春から精力的な更新ですね。^^
公団ひよどり台中央団地、確かにカワイイ!
特に謎のタイル火山オブジェ。(しかも間隔がギュウギュウに詰まっている!)
ちょっと不便な場所のようですが、高台で風光明媚!風もよく抜けそうで避暑にはいいかも~。
tamazoさん>
返信削除あけましておめでとうございます!
年始から元気一杯のCAPOでございますw
ひよどり台中央は、高層ながら小さめのツイコリなんですが、ほんとに良いロケーションで、タイル火山といい、すてきです。
電車とバスを乗り継いで、遠足気分になれます♪