2010年11月6日土曜日

公団片山公園団地

















大阪府吹田市出口町
ツインコリダー数 : 2棟
形状区分 : 両面ピット / 吹抜内オブジェ?
供給区分 : 公団
築年代 : 昭和47年

立派なピットを備えたツイコリです。
どことなくストイックな雰囲気が漂いますね。


まず、ピットに寄って見てみましょう。























↑フォーエバー!
お前はGLAYか!と言われそうですが、そんなフレーズも飛び出しますよね。
無骨なディテイルの連続の果てに広がる青空。


まあ、これはこれで素晴らしいのですが、
ここの特徴は、何といっても吹き抜け内にある謎の構造物です。

それでは行ってみよう!(声裏返ってる)


















↑これです。意味が分かりません。
雨風を凌げるわけでなし。
駐輪場というわけでもなし。
オブジェともアートとも断言させない雰囲気を持っています。
これを僕は、「芸術とも土木とも呼ばせない列柱」と呼んでいます。

ちょっと撮り方を変えて見てみましょう。























↑なんか、二階堂麦焼酎のCMに出したい気もしますが、
微妙に役不足な感じですね。
これはこれで、コンクリートの質感がたまらないです。


















↑ますます意味が分かりません。
ひょっとすると、昔は屋根が張ってあったのかなと、
ちょっと思ってみたりしたのですが、それだと、
1階が暗くなりすぎて、陰鬱な吹き抜けになりそうです。
しかし、このV字が列を成すビューは意味なく面白いです。


















↑これはこれで何かデザイン的にかっこいいですね。
でも、どこまで狙っているのか、量りかねます。
さすが、「芸術とも土木とも呼ばせない列柱」。


















↑やはり、何だか不思議な空間演出なのです。
しかし、狙っていると言い切れない何かがある・・・と思うのです。

ちょっと目線を変えて、違うポイントもお見せしましょう。


















↑ 桜・・・はどうでもいいです。
左側にスキップフロア型の住棟がありますね。
そう、ここは、ツイコリとスキップのツーショットが拝めるのです。
この組み合わせはありそうで、あんまり無いです。

というわけで、不思議なツイコリ、公団片山公園団地でした。

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