2010年11月24日水曜日

公団金町第二団地

















東京都葛飾区南水元
ツインコリダー数 : 1棟
形状区分 : スターツインコリダー / 格子状梁 / 梯子状梁 / 吹抜内庭園
供給区分 : 公団
築年代 : 昭和53年


今回は、頑張ってるツイコリです。
あの暫定最古のツイコリ・公団金町駅前団地(昭和43年築)から10年の時を経て、
わりと近いところに、第二弾を作っちゃったという。
金町駅前団地は、初期の面開発市街地住宅ということで、
公団の並ならぬ気合いが垣間見える団地です。

なので、第二弾も手を抜くわけにはいかない!
という意気込みが伝わってくるのが、この公団金町第二団地です。
いや、勝手に僕がそう受け取っているだけですが。
ツイコリ愛ですよ、ツイコリ愛。

大体、上の写真、正面の妻側からして、すごいじゃないですか!
左側の片廊下が突き出てるわ、格子状の柱と梁はダンダンダンとあるわ。

そこを寄って見ましょう。


















↑うきゃー!かっこえええええ!
ジャッキー・チェンがこれを見たら、絶対スタントに使いたがるはず!
これは、公団の気合いだと思うのです。
弱冠マニア向けの。

それでは、内部を見てみましょう。


















↑吹き抜けの1階には品の良い庭園が。
石畳の小道と品良く剪定された街路樹。
日照がどうしても少ないので、弱冠じめっとしているのは否めないけど、
必死で爽やかにしようと頑張っている感じが、素晴らしいじゃありませんか。
そう、金町駅前団地のクォリティを超えるんだ!という意気込みです。
まあ、僕が勝手にそう受け取っているだけですが。
ツイコリ愛です。

では、吹き抜けの構造物を見てみましょう。


















↑ここにも梯子状の梁が!ダンダンダンダンダン!


















↑近くで見るとマッシヴ!
この垂直に交わる柱と梁に、なぜこんなに惹かれるのか。
そんなもん知るかよ!と言われそうですが。























↑実はスタコリ。
微妙にスターツインコリダーなのです。
右端が、遠慮がちな角度でV字に開いています。

では、そのV字部分を見てみましょう。


















↑何じゃこの要塞感は!
こちらも格子状の柱と梁があります。
これは頑張りすぎだろう!明らかに。

もっと寄って見ましょう。


















↑かっけー!これはたまらない!
梯子状の梁には、水が流れた後が。
おそらく、土砂降りの雨が降ると、水が滝のように滴り落ちるのでは。
そう、まるで竜門の滝のように。
通常の竜門の滝は三段と決まってますが、これは十二段。
鯉が竜になるまでどんなけかかるか、気が遠くなります。






















 ↑ただ、ただ、すてき。
奥にある横長の窓もすてき。

次は、さらなる萌えポイントを。
全国津々浦々の住棟連結部ファンの皆様、お待たせしました。


















↑連結部萌ええええ!
渡り廊下で連結しちゃってます。
この継ぎ目がイイ!


















↑控えめな継ぎ目がグッド。
人はなぜ連結部に惹かれるのか。























↑連結部の裏側です。
配線が2本見えているのが、キュートです(爆)。


















↑まさにここで連結!
これに萌える僕って一体・・・。
と、自分でも思いますが、仕方がありません。


というわけで、頑張ってる感あふれる、萌えポイント満載の
公団金町第二団地でした。

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